今日のひとポロッ☆738( 子ども泣き )
入学仕立ての小1のある日ゴンタな奴に突然殴られて・・
もう子ども泣きしなくなっていた坊主でしたが思わず・・
坊主にとってその時が初めて鼻血を出した日でした・・
しかもドバドバ出血したので驚いて泣いてしまいました・・
その時が坊主にとっての最後の子ども泣きの日でした・・
それと同じ年の10月30日は泣いても仕方無い状況に・・
毎年その日は地元の佐用姫神社のお祭りです・・
学校も半ドンに成る程の町を挙げての佐用姫さんです・・
その年は何を思ったか父親が連れて行ってくれることに・・
学校の申し合わせである制服を着るお約束など当然無視・・
ブレザーに半ズボンにお約束の兄のオサガリを着せられ・・
連れて行かれた先は佐用姫神社近くの現場でした・・
父親と坊主と仕事の依頼主二名と現場で打ち合わせ・・
もう既に佐用姫さんにはお参りを済ませてきたテイで・・
打ち合わせも終わり駐車場までの帰り道・・
お祭り会場は込み合っているので河原を通って行くことに・・
大人の男性が三人と小1の坊主が一人・・
秋の河原は色んなモノが引っ付くただの草むらです・・
ブレザーにも半ズボンにもイガイガしたモノが引っ付きます・・
イガイガしたモノだけでは無く尖った枝葉は半ズボンの中にも・・
父と坊主と依頼者二名の順番で進むこと約2㎞の草むら・・
外傷だけならまだしもイガイガしたモノはお尻の穴の中にまで・・
指でもピンセットでも取ることも出来ず自然に任せるしか・・
トイレの度どころか常にイガイガし続けること約1週間・・
流石に何処がゴールなのかも解らない河原の草むらで・・
何度も歩みを止めて泣いてしまいたかったことか・・
もう既にお尻の穴の中にはイガイガしたモノが・・
ただただ早く家に帰ってソレをなんとかしたい思いで・・
結局その年の10月30日の佐用姫さんのお祭りには・・
今の坊主でも行きたい程の町を挙げての大きなお祭り・・
多くの露天を傍目に余所行きの服装で坊主は河原の草むらに・・
その日が両親への微かな期待を完全に諦めた日と成りました・・
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